教员介绍
姓名:鍬本 雄大
学历:多摩美术大学 平面设计 学士&修士
略历:本硕连读于多摩美术大学最顶尖的平面设计专业。有四年日本大手美术升学塾兼职经验。辅导过百余名日本艺术升学考生。对日本美大的平面设计类学部&大学院升学方向均十分了解。擅长针对学生的基础能力,个性,学习习惯等进行详细指导教学,特别会结合东洋艺术文化背景,以日本人讲师的视角出发,结合日本文化和艺术理念,采取与学生平等对话的方式,提升学生整体的作品集质量。
前言
教师不仅是知识的传承者,更是启发学生创意、拓展思维的引导者。今天我们有幸邀请到鍬本老师——富有激情的平面设计讲师,与我们分享他在多摩美术大学6年的校园生活经历以及对于艺术教育的独特见解。
采访内容
——请问您在多摩美术大学6年的平面设计学习时有什么特别的体验可以跟大家分享?
学部3年の授業内で、3カ国の学生作品を集めた展覧会の企画、運営を行なったことです。この展示は2〜3年に1度のスパンで開催されていて、日本、オーストリア、中国の美大生が共通のテーマでポスター作品を制作し、展示します。私は教授に学生リーダーを任され、約30人のクラスメイトと展示の準備を行いました。進行管理や、クラスメイトへの指示出しを行いながら、自分の作品も並行して制作していくことは、なかなか大変な作業でした。大学では作品制作はもちろんのこと、このようにひとつのプロジェクトを大勢でやり遂げるという機会を頂けたことが印象に残っています。
(翻译:在大学三年级的课程中,我负责策划和运营了一个集结了三个国家学生作品的展览会。这个展览会每两到三年举办一次,来自日本、奥地利和中国的美术学生以共同主题制作海报作品并进行展示。我被教授任命为学生领导,与约30名同学一起进行展览的准备工作。在进行作品制作的同时,我还要进行进度管理和给同学们下指示,这是一项相当艰巨的任务。在大学里,除了创作作品外,我也有机会参与像这样的团队项目,这给我留下了深刻的印象。)
——您可以介绍一下关于日本的平面设计是一个什么样的专业吗?
私は学部と大学院では、異なる専門分野の先生に師事していました。学部ではイラストレーション、修士課程ではインフォメーションデザインのクラスでした。しかし一貫してイラストレーション表現を研究していたため、専攻分野に関わらず好き放題作っていたという感じです。留学生が大学院のインフォメーションデザインクラスを受験するのであれば、どんな「情報」を扱い、どう視覚化したいのか、そうすることで社会にどんな影響があるのか、明確に説明できると良いと思います。媒体はどんなものでも良いと思いますが、私が在籍していた時には、アプリケーションや書籍に展開する人が多かったです。
(翻译:在本科和研究生阶段,我师从不同专业领域的教授。本科阶段我主修插画,研究生阶段则是信息设计的课程。然而,由于一直专注于插画表达的研究,我感觉自己无论在哪个专业领域都在尽情发挥创作。如果留学生要参加研究生的信息设计课程,我认为最好能够清楚地解释自己想处理什么样的“信息”,想要如何将其视觉化,并且这样做会对社会产生什么样的影响。媒介可以是任何形式,但在我就读时,很多人选择将其应用于应用程序或书籍。)
——可以分享一些您在作品创作的过程中的思考方式嘛?
私はイラストレーションを軸に研究を進めながら、それを描く媒体にも意味を持たせ、作品全体としてコンセプトがブレないように進めていきました。例として、修士の際に制作した作品を挙げます。「コロナウィルス」を恐ろしい化け物に例え、イラストで表現した作品があります。それはキャンバスや紙に描くのではなく、人の身長ほどのアクリル板に描いています。コロナが流行した際に、アクリル板が設置され、人の間に物理的に壁が出来てしまったという時代性を含んだ作品制作を行いました。このように、組み立てたコンセプトに向かって、作品の要素全てに意味を持たせていくと、説得力のある作品が出来上がると思います。
(翻译:我在以插画为核心进行研究的同时,也赋予了绘画媒介以意义,确保整体作品的概念不会偏离。举例来说,我在攻读硕士学位时制作了一件作品。我将“新冠病毒”比作可怕的怪物,并通过插画表现出来。这件作品不是在画布或纸上完成的,而是绘制在高度为人身高的亚克力板上。在新冠疫情流行期间,我制作了这样一件作品,暗示着隔离措施的实施导致了人与人之间产生了物理上的隔阂。通过这种方式,我认为将所有作品元素赋予意义,并与构思的概念相结合,可以创作出具有说服力的作品。)
——在您的教学中,是如何启发学生的兴趣和制作潜能的?
どうしても受験準備中は、目の前のことでいっぱいになり、視野が狭くなりがちです。そのため、時に自由度の広い課題を出します。「自分の好きなデザイナーやアーティストを考察し、表現しなさい」といった内容です。学生に自身の好きなものを再発見し、それを突き詰めてもらいます。そこで得た表現技法や考え方は、受験課題においても活きてくるのです。
(翻译:在备考期间,人往往会全神贯注于眼前的事务,视野变得狭窄。因此,有时我会提出一些开放度较高的任务,比如“考察并表达你喜欢的设计师或艺术家”。这样的任务可以让学生重新发现自己喜欢的事物,并且深入挖掘。从中获得的表达技巧和思考方式也会在备考任务中发挥作用。)
——在面对中国留学生时,您会采取什么样的教学策略?
実技能力も大切ですが、日本語でコミュニケーションが取れるかどうかという点を重要視します。学生自身が、制作した作品のコンセプトやこだわりポイントを言葉で伝えられるか確認します。普段からそれを繰り返すことで、面接試験の対策にもなりますし、大学の授業で必要なプレゼン能力を育てます。
(翻译:除了实际技能外,我也非常重视学生是否能够用日语进行沟通。我会确认学生是否能够用语言表达他们作品的概念和关键点。通过平时的实践,这种沟通能力不仅有助于应对面试,还培养了学生在大学课堂上所需的演讲技能。)
——您是否有推荐的艺术家或作品,特别是对中国留学生来说可能会有启发的?
紹介するまでもなく著名な方ですが、アーティストの村上隆氏をご紹介します。田舎の高校生だった私は、東京に来た際に初めて村上隆氏の作品を鑑賞し、衝撃を受けました。森美術館で「村上隆の五百羅漢図展」を見たのですが、当時アーティストや作品について詳しくない自分でも、規模の大きさや作り込まれたディテールによって、作品に釘付けになりました。日本に留学している間は、日本人作家の作品を生で見ることができる貴重な時間だと思うので、村上隆作品に限らず、展示会に足を運んで、どっぷり浸かってみるのも良いと思います。
(翻译:著名到无需介绍的艺术家,我要介绍的是村上隆。我是一个来自乡下的高中生,当我第一次来到东京并欣赏到村上隆先生的作品时,我感到震撼。我在森美术馆看到了“村上隆的五百罗汉图展”,即使当时我对艺术家和作品并不了解,但作品的规模和精心制作的细节吸引了我。在日本留学期间,我认为能够亲眼看到日本艺术家的作品是非常宝贵的时间,所以不仅限于村上隆的作品,去参观展览并深度沉浸其中也是一种很好的体验。)
——专访结语:
感谢鍬本老师为我们分享了他在多摩美术大学的宝贵经历。他的故事告诉我们,平面设计不仅是技能的传授,更是思想的交流和艺术的表达。愿他的教学理念和激情能够继续激励更多学生在艺术之路上勇往直前。